玉川上水(武蔵野市)の事務所から…

ライターの仁です。企業広報分野でIR(Investor Relations)などの仕事をしています。折々の、あることないことで、気にとまったことを発信します。

展示・展示施設

都心のイベント空間で、今や覇者と化すイベントホール運営大手

2015年12月24日(木曜


知らなかった。わずか7、8年で、そこまで規模が拡大していたとは。

今や、都内に二十幾つかの施設をかかえ、業界を代表するイベントホールの運営会社にまで成長している。

さすがビッグビジネスだ。先週18日(金曜)の日経MJが、その成長したイベントホールの運営会社こと、住友不動産ベルサールをとりあげている。

ベルサール1
ベルサールのホール会場 住友不動産ベルサールHPより

ぼくはイベントも手がけるのだが、このところイベントの現場からすこし離れていたら、いつの間にか都心のイベントホールの事情がすっかり様変わりしている。

いや、様変わりと言うより、住友というビッグビジネスが、都心の、多目的に利用が可能なイベントホールの運営で、一人勝ちに等しい覇者と化していたという次第。

ベルサールが実質稼働しだしたのは、ほんの7、8年前のことだったのではなかったか。

当時はまだ知名度がなかったから、イベント業界の展示会にも出展して「住友のイベントホールです」「住友の多目的ホールです」と、PRしていたことを覚えている。
それに僕自身、何度か、早い段階でベルサールを会場として説明会などで利用している。

だからわずかな間の、著しい現在の成長ぶりに驚いている。イベントホールや会議室などの運営ホール大手として大成功しているとのこと。

東京ビッグサイトや幕張メッセなどの郊外型の大型展示施設とベルサールの個々の施設を比べれば、その規模の面では比べるべくもないが、むしろその適度な<箱>としての大きさと、その使い勝手や都心に位置する交通の利便性などから、あるいは都心に20以上もある豊富な施設数などから、一度利用したイベント主催者や企業や組織などから圧倒的な支持を得て、彼らをリピーターとして定着させているのがこの住友不動産ベルサールだ。

いまや、都心でのセミナーや展示会、記者会見、会議などの利用をほぼ独占的に押さえているのではないのか。それに株主総会などの利用はダントツらしい。

従来、都心部でのこうした催しのほとんどはホテルで行われていたが、時間的にタイトな急な利用への対応や、ホテルでは難しいイベント会場の設営のための夜間の資材や機材の搬入への対応などが好評で、顧客をがっちり囲い込んでおり、ホテルからベルサールへと顧客がどんどん流れているのが現状のようだ。

僕も当初利用したときはホテルと比べて、いささか華やかさに欠けるとか、質素なオフィスのような雰囲気に多少馴染めなかったが、それも所詮慣れでしかなく、株主総会や記者会見などはむしろこのような場こそがふさわしい。それにそこは住友、次々と利用者の期待に応える施設を生みだしている。

さらに言えば、イベントやセミナーや会議や会見などを企画して仕掛ける立場としてなら、施設側の素早くて利便性に富んだ対応は、かなりものを言う。そう、会場の決定的な決め手にもなる。

素晴らしいのは施設の稼働率(利用率)だ。施設全体でほぼ6割を誇る。
これはイベントの設営準備などを換算すると、ほぼフル稼働と言えるので、だからこその都心でのイベントホール運営者としては一人勝ちで、覇者と言えるのだ。

イベント業界は小粒と言える小さな企業群の集合体であり、あらゆる業種が関わってはいるものの、ビッグビジネスはほとんど参入していない。参入しても、せいぜい周縁部のあたりでしかない。そこに参入した住友のビッグビジネスならではの攻めの戦力が功を奏したということだろう。

そして、不動産業界はもとより、日本を代表するビッグビジネスだから、この程度の事業の伸張・展開ぶりは当然のことだし、また予想していたことだろう。

このビッグビジネスは今後、まだまだ施設の数を増やし、イベントホール運営のみならず、イベント関連ビジネスへの進出や、あるいは業界を牽引するなんらかの新たな事業仕掛なりビジネス戦略なりが期待できる。一人の業界人として、良い意味での、このビッグビジネスにそれを期待したい。






情報・通信の歴史を一覧 NTT武蔵野研究所の「技術史料館」



情報・通信の歴史を一覧

NTT武蔵野研究所の「技術史料館」





■桜花爛漫、
 市内はどこもかしこも桜、桜、桜……桜である。


散策が楽しい。


正門から研究センタを仰ぐ(クリックで拡大)



■武蔵野市役所の東側を南北に走る通りは
 桜見物の人で溢れていた。


この通りは桜並木が1キロほど続く。


車道も歩道も頭上を桜の枝が張りつめているから、
この季節はすっぽり満開の桜で覆いつくされる。


歩道上の桜の黒い幹は太いモノだと大人二人で
どうにか抱えられるかどうか。



■車道からの光景は圧巻。


文字どおり桜のトンネルが視野の先に
遠近の見事なパースペクティブを形作っている。


この景観は捨てがたい。まさに値千金。


そのせいだろう、車でこの桜を見物しようとする人も
少なくはなく、車の長い列がつづく。


こちらは車道に飛びだすわけにもいかないので、
車道と歩道を隔てるガードから車道に身を乗り出して見る。


それだけでも、この景観を網膜に焼き付けたことで満足。


市役所前の広場では「桜祭り」も開催されており、
こちらは会場が人で埋まっていたので敬遠。


桜を愛でればそれでよし。



■武蔵野・三鷹周辺の桜の名所は毎年何か所か訪れているが、
 改めてこの市役所横の通りの見事な桜の景観を実感した次第。


明日はちょっと足を伸ばして
ICU(国際基督教大学)まで行くつもり。


ここは隠れた桜の名所で、この季節だけは開放してくれる。



■開放と言えば、普段開放されていないNTTの研究所
(武蔵野研究開発センター)が桜祭りに協賛して
 敷地を開放している。


一度この敷地の中に入ってみたくて、訪ねてみた。


以前、市の広報誌が毎月のようにこの施設の見学を
募集していたのだが、


いつの間にかそれが終わってしまい、
はいりそこねていたのだ。



武蔵野中央公園からNTTの研究所を見る。



■僕は以前、NTTの仕事もやっていて


いくつかの研究所を取材で
訪ね歩いたことがある(当時10数か所の研究所があった)。


遠くは京都の精華町にある京阪奈の研究施設がそうだし、


横須賀の山の上にある施設もそうだ(山の上に
巨大な直方体のビルが建っている。


東京駅八重洲口の大丸のビルのような外観で、
それが研究所だというのには驚いた)。


それでいて、僕の自宅から歩いても行ける、
近所のこの武蔵野の中央研究所には入っていないので、
一度はこの敷地に入ってみたいと思っていた。



■桜祭りの協賛だから施設は開放せず「敷地内の
 桜見物」のみの開放とばかり思っていたのだが、


敷地の中に「NTT技術史料館」という地下一階、
地上3階建ての、立派なNTT版博物館があり、
そこも開放されていた。


予約をすれば入れるらしいが、
これだけの博物館クラスの施設だと
却って恐縮してしまう。


とまれ、、こんな立派な史料館があるとは思っていなかった。


日本の通信の歴史が概観できる。


明治の始まりの頃から現代の最先端の情報・通信技術まで、
通信に関するほとんどをここで知ることができる。


さすがにNTTだけあって、
素晴らしい展示施設と内容だ。



■解説に研究員のOBの人たちがいて、
見学者にあれこれと説明してくれるのはよかった。


建物の吹き抜けの上の空間に羽を広げた
巨大な衛星の模型が浮かんでいた。


何ですか、と尋ねたら、船舶用の通信を司る衛星とのこと。


二機、静止衛星として日本列島の上空に浮かんでいるとのことだった。


それ以前は海の近くの地上に電波施設を
日本中にぐるりと立てていたとのこと。



■コンパニオンもいて一通りの説明には約30分かかるらしい。


コンパニオンに従って説明を聞いている
10人ぐらいのグループが何組かいた。



■1時間まではいなかったが、結構時間を掛けて廻った。


その後、施設内を散策。広大な施設である。


武蔵野中央公園に隣接して建っているので、
いつもは公園から、どっしりとしたノッポビルを見るだけなのだが、


そのビルを足元の裏側からみたら、
これまたあまりにも凄いビルなので驚いてしまう。


敷地内は植栽までもが整然としている。
よく手がはいっている。


敷地西側にある桜を見て裏門からでる。この桜も見事。


建物前の広い黒っぽい地面一面に
花びらが散り敷かれて、まさに「花ござ」そのもの。


桜の花びらが一面に敷かれれ、
それと黒っぽい地面との色の折り合いが鮮やかなことといったらない。


地面に描かれた幻想の妙である。

研究所は休みだし、僕らにもその場所は開放されていないので
誰も足を踏み入れていない。


しばしの休息だった





2009年4月5日(日)







展示会が、無事終了! ほっとした

2008年5月17日(土曜)

■今週は昨年からかかわった展示会が開催され無事終了した。大きな展示会だった。誰もが知る国内を代表する展示会場で開かれた。展示会を運営する主催者の懐にはいっての動きだったので、展示会の企画から運営までの一連の経過をつぶさに知ることができた。いや、学ぶことができたと言ったほうがただしい。

■昨年の企画段階からの打ち合わせに参加し、開催コンセプト提案やその詰めの内容のまとめ等々を経て、施工業者や関係業者等々の打ち合わせ、それに実際に事務局員の名刺を持っての関係機関への挨拶や支援依頼のお願いや行動、また各種印刷物やプレス相手の文章までも手がけ、日常の書斎暮らしの日々とは異なるあわただしい時間を送った。

■今週は開催前日の会場における展示ブース施行の搬入から工事までの様子も含め、開催中の主催者側の立場での行動、それに開催後の展示ブースの撤去作業まで含め、展示会の企画から運営までのすべてを体験できた。

■セミナーなら企画から運営までを手がけるが(数万の参加費用を頂くようなものも含め)、さすがに展示会まではわからなかった。それが今回の参加で全体を把握できた。

■ひとつ面白いのは来場者数についてだった。ぼくのヨミがほとんど数字的に的中した。また出展者は、ビジネス的には多くの来場者にほぼ満足していた。

■ただし主催者は実数を公表していない。来週にでも公表するだろうが、それは実数ではないだろう。

■実数は主催者のほんの一握りの人間が知るだけになる。企画や運営で中枢にはいって動いたのだが、ぼくにその実数が知らされるかどうか微妙なところだ――。

■でも実数をほぼぼくは把握している。途中までの実数を知ってるからだ。その後の来場者の入りの様子を考えると、実数がほぼ思い浮かぶ。それで実数がぼくの予想通りと言えるのだ。

■今でも実数にサバを読む展示会は数あるけれど、実数を発表する展示会が増えてきている。それに展示会・見本市はいくら来場者の数が多くても、出展各社のビジネスに結びつく来場者がこないことには意味がない。

■展示会は今や、国内だけではなく世界とも競争する時代になっている。そのためには実数での勝負はもはや避けて通れない。歪んだビジネス感覚では通用しないし、おいてけぼりを喰うことになる。

■いずれにしろ、いろいろ経験できた展示会だった。

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