玉川上水(武蔵野市)の事務所から…

ライターの仁です。企業広報分野でIR(Investor Relations)などの仕事をしています。折々の、あることないことで、気にとまったことを発信します。

メディア・新聞・テレビ

岸田内閣支持率横ばい25% 発足以来最低タイ 毎日新聞世論調査


岸田内閣支持率横ばい25%

発足以来最低タイ 毎日新聞世論調査



2023年10月16日(月)



愚鈍な首相はどこまで落ちるのか。

政治の劣化で日本は後進国に凋落。

各社の調査が軒並み、最低の支持率。
記録として貼りつけておく。

下記は毎日新聞からの引用貼りつけ。





岸田内閣支持率25% 過去最低で横ばい 毎日新聞世論調査


毎日新聞 2023/10/15 14:19(最終更新 10/16 08:38)



毎日新聞は14、15の両日、全国世論調査を実施した。
岸田内閣の支持率は、発足以来最低だった9月16、17日実施の前回調査と同じ25%で、横ばいだった。

支持率が30%を下回るのは4カ月連続となる。
不支持率は前回調査(68%)と同じ68%だった。


支持率は、マイナンバーカードを巡るトラブルが相次いだことなどが影響し、6月以降、下落が続いていたが、8月から横ばい傾向が続き、9月には発足以来過去最低だった2022年12月と同じ25%となった。

岸田文雄首相は9月に内閣改造を行い、今月中に総合経済対策を策定する方針を示しているが、政権浮揚にはつながっていない。
















NHKの役員報酬――首相の給与より高い!



NHKの役員報酬――首相の給与より高い!




下記は、内田樹氏のツイッターからの貼り付け。


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内田樹さんがリツイートしました


柴田優呼 / Yuko Shibata @アカデミック・ジャーナリズム
@yuko_shibata_




5時間
驚いた。NHKの役員報酬を、経営委員会で決める仕組みを変えるべきでは?

経営委員長の報酬も経営委員会で決めている。

自分の給与をどんどん上げられる形。他の役職の報酬もそれに応じて上げていける。

視聴者の払う受信料が原資なのに。

その結果、経営委員長や会長の報酬は、首相の給与より高い結果に。

引用ツイート
よしログ
@yoshilog

7時間
【NHKの役員報酬】

会長:3,192万円
副会長:2,770万円
経営委員長:3,192万円
専務理事:2,420万円
理事:2,256万円
平均給与:1,185万円


※2013年の報酬









NHK役員の給料に会場全体がザワザワザワザワ
https://youtu.be/TMRuSDLd6Y0





※読みやすさを考慮して文字列等の改行は引用者








購読紙を切りかえた――読みもしないのに


購読紙を切りかえた――読みもしないのに



22年10月4日火


新聞の購読紙をきりかえた。

先月、国葬儀のときに購読しているある新聞を開いたら、
2面にデカデカと『月刊Hanada』の広告が出ている。

〈なんだ、これは〉と呆れてしまう。


それを見て吐き気を覚え、そのままその新聞を閉じて屑箱に放り投げた。

以来先月は、その新聞をまともに読まず、ほとんど屑箱へ。


それまで、論調が合わないのでまったく購読したことのない新聞だったが、好き嫌いを別にして、たまたま購読してみたのだった。

でも、やはりその論調や内容がまるで合わない。

要はそういうことを知ったうえで、どういうことになるか、確認したかったのだった。

加えて、こだわることなく論調が自分に合わないだろう新聞を購読したのは古希を経たせいあろう。

この1年ほど、新聞が届いても、何となく読まなくなっている。


ニュースはPCに一日向かっているので、そちらで足りてしまう。

ただし、文芸や文化欄は読む。それで朝刊よりはむしろ夕刊が待ち遠しい。

なんであれ、今月からかつての新聞に切り替わった。

まあ、切り替わったから読むわけではないが、そういう事だ。


仕事柄、日経と併読してきたが、もう新聞を読むのもそろそろかもしれない。













朝日新聞サンフランシスコ支局長・尾形記者のツイートから

下記は、朝日新聞サンフランシスコ支局長・尾形聡彦氏の

ツイートから貼り付け。





Toshi Ogata (尾形 聡彦)
‏認証済みアカウント @ToshihikoOgata
12月25日

続き1)普通、主要国の首脳は質問を受けている最中には、質問の意味を理解しようとして記者の顔を凝視します。

8月にフランスで私が出たトランプ米大統領会見でも、トランプ氏は記者の顔をじっと見ていました。

ところが安倍氏は、この会見でも、記者の質問中にもメモを見ていることが多いのが特徴です。


続2)これは安倍首相が事前に、メモの形で記者の質問すら得ていると考えざるを得ず、こうした会見をしているのは主要国首脳では、私が見てきたなかでは安倍氏だけです。

誰が当たるのか、何を聞くのかまで事前に仕組まれている公算が大きいと考えざるを得ません。これは本当に「会見」なのでしょうか(続
12件の返信 1,267件のリツイート 1,741 いいね


続3)どう見ても不自然な安倍首相の「会見」。

司会者は「指します」と言っていますが、司会も記者も演技をしてはいないでしょうか? 少なくとも質問したNHK、読売、フジの記者は知っているはずです。

読者や視聴者に、ここまで不自然な理由を説明すべきだと思います。記者の倫理が問われていると感じます





Toshi Ogata (尾形 聡彦)
‏認証済みアカウント @ToshihikoOgata

続1)今の安倍首相の「会見」は、事前に質問も回答も決まっている一種の「やらせ」の可能性が高いと言わざるを得ません。

読者や視聴者、そして私たち記者が世界共通で考えている会見とは似て非なるものです。視聴者に誤解を与えているおそれが強く、BPOでの審議に値するのではないでしょうか.。

Toshi Ogata (尾形 聡彦)
‏認証済みアカウント @ToshihikoOgata
12月26日


続2)BPOなどで審議し、放送倫理上問題があると仮に判断されれば、例えば安倍首相「会見」については「スクリプトQA」などと呼称を変え、事前に決まったやりとりであることを明示したほうがよいと思います。

会見と呼び続けるのは、事前打ち合わせのない真剣勝負を連想させ、視聴者に誤解を与えます。
2件の返信 222件のリツイート 415 いいね
Toshi Ogata (尾形 聡彦)
‏認証済みアカウント @ToshihikoOgata
12月26日


続3)今春のトランプ大統領来日時の安倍首相との共同会見では、トランプ氏が即興で答え、多くの追加質問を受けた一方、安倍首相はメモを読むばかりで、前提条件が違う会見が混在していました。

共同会見とは呼ばず、「トランプ大統領会見 兼 安倍首相スクリプトQA」としたほうが分かりやすいと思います
(続








五輪ボランティアの学徒出陣と、国売り渡しの安倍首相外交


五輪ボランティアの学徒出陣と、

国売り渡しの安倍首相外交



2018年8月20日(月)



ネット上では既知の情報だから今更の感はあるけど、

五輪ボランティアと安倍外交について批判的に見ている人は
下記に引用したコメントのように思っていても、

そのコメントの主である大石英司のブログの物言いが
面白いので、貼り付けた。


※五輪ボランティアは毎日新聞8月19日、
 首相の外交記事は日経新聞8月15日

※ 授業より五輪ボランティア通知 学生頼みの「国策動員」
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180819/ddm/003/050/052000c

 パタッ! とうとう学徒出陣まで来たか! 出陣式はぜひゲートルを巻いて雨の神宮外苑でやって欲しいぞ。東條に代わって演説するのは、学徒兵を鍛えるパソナのあの人な。最後はみんなで海ゆかばを歌って終わるのだぞ。

※ 安倍首相の単独訪問68カ国 歴代最多、中韓は実現せず
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34134700U8A810C1SHA000/

 そらオメーさん、国民の暮らしは厳しくなる一方で、外交やってます! でしか支持率稼げないんだから、仕方ねぇべ。北方領土を売り渡し、世界中に気前よく金をばらまき、使いもしない兵器をたんまり買い込んで、最高な総理大臣じゃねぇか。誰がやっても同じはずの外交で、これだけマイナス点を稼いだ総理大臣も珍しいんじゃねぇの?
 しかし、ミンス党の時にはあんだけブーブー言っていた連中も、せっせと国を売り渡して歩く総理大臣に文句ひとつ言わないんだから、国民も成長したってことかぁw。



※太字化は引用者






どうした毎日新聞――購読して欲しくないのか――問い合わせに無しのつぶて


どうした毎日新聞?

――子供向け新聞の試読を手配したのに、無しのつぶて




親戚の小学生の男の子に、「小学生新聞」の購読をプレゼントしてあげようと思った。

先日、仙台に法事で帰省した折り、埼玉県に住む親戚の小学生に久しぶりで会った。小学生にしては身長が160センチ以上になっていて、その成長ぶりに驚く。

この子は野球少年で毎週末、野球に打ち込んでいる。

この子に僕はある提案をした。
オジサンが「小学生新聞」の購読をプレゼントしてあげるからと、持参した見本紙を彼に手渡した。

あまり興味を示さなかったけれど、いきなりすすめられても読みたいという子は少ないらしく、それが当たり前の反応らしい。

子供向けの新聞は親や周囲が、それとなく購読してあげて、そのうちに新聞のなかの一つか二つ、面白いという企画や記事に出会い、興味を示し読むようになるらしい。

だから、この子の反応はさておいて、とりあえず二社に試読を申し込んだ。

一社からは「試読の申し込み受けとりました」との折り返しのメールがすぐさま届いた。もう一社は届かないが、一両日で届くだろうと思っていた。

ところが来ない。いくら待ってもこない。どうなってる。こちらの社は承諾の有無も関係なく、勝手に試読紙をいれくれる対応なのかと都合良く解釈した。

それで一応、一週間だけ試し読みで新聞が入る旨をその男の子の親戚に連絡した。

それで昨日、親戚に再び連絡したら、折り返しメールが入った新聞社の小学生新聞は入ってるけど、もう一社はまったく届いてないとのこと。

届いてないのは毎日小学生新聞(タブロイド判)だった。

僕は二紙のうち、このタブロイド版でいいのでは、と思っていて、こちらの購読をするつもりでいた。初めて読む小学生にはとっつきやすいからだ。

(それに個人的にだが、だいぶ以前、この社の学生新聞の記者さんを知っていたこともあって)

ところが、無しのつぶてである。

今の世の中、試読紙が入った方の対応が通常は当たり前で、いくら何でも大手新聞社の「無しのつぶて」の対応はないはず、と思った次第。企業としてあり得ない。

(それともメール送信の不都合か。地域によっては配達できない旨の断り書きがあるけど、それならそれで連絡があるはず――それともこれが現在の毎日新聞の対応スタイルなのか――いつ頃からアだろうか、毎日新聞が窮状をかこつようになったのは。その延長上の不手際な対応なのだろうか)

なんのために、自社のHP上に、小学生新聞の購読おすすめ欄があるのだろうと、大いに憤慨した次第。

毎日新聞、どうなってる?


2017年9月30日(土)




デビット・ボウイへの冷笑的かつ卑小な評価で、「文化度が低い!」とこきおろされた日経コラム

2016年2月2日(火)

「『火星から来た宇宙人』を名乗り、ウルトラマンをまねたような扮装(ふんそう)で歌い踊る。子供だましと言えばそれまでだが、怪獣特撮ものやコスプレなどの日本のサブカルチャーを世界に広める大使的役割を担ってくれた」

上記は、日経のコラム「春秋」1月13日のデビット・ボウイへの追悼文の一節だ。

デビット・ボウイ


この一文が、何ともボウイに対して「卑小で冷笑的な書きぶり」だとして、翌日の『ニュヨーク・タイムズ』とは対照的だとこきおろしたのが1月26日の東京新聞のコラム「大波小波」だ。

大波小波は言う。ボウイは歌手であり俳優であり画家であり「世界に影響を与えたアーティストではなかったか」とし、『ニュヨーク・タイムズ』の追悼文がボウイを評して、「ドイツ表現主義と歌舞伎の双方から深い霊感を受け、デュシャンの機知を愛し、ティントレットとルーベンスの絵画を所蔵して」おり、その追悼文には、ボウイが「想像裏に描いた三島由紀夫の肖像画が添えてあった」と紹介。

、「この二つの新聞の追悼文の格差は何に起因しているか」と。
そして、ズバリと指摘した。

「執筆者の文化的深さである」と。

大波小波がどう結んでいるかというと、かつて日経新聞は作家の故渡辺淳一の『失楽園』などの一連の連載小説で読者はもとより、国民的な熱狂を巻き起こし「エロスと家庭、高齢化という今日的主題が、そこでは論じられて」いたとし、「冷笑を捨てて初心に戻れ」と。

一方で、くだんの日経の春秋はどう結んでいるか。
「常に変わり続けることで新たなファンを獲得してほぼ半世紀、芸能界の最前線に立ち続けた。最新作の発売は亡くなる2日前である。時代の変化に乗り遅れがちな日本の経営者は、そこにもよく注目してほしい」
と、いわば経済紙ならではの結びだが、これってありきたりで、この勝負は日経の負け。

僕は日経の文化欄はかなりのレベルだとは思うんだけど、コラムっ子は経済畑一辺倒だったのだろうか、大波小波が指摘するように、その文化度は決して高いとは思えない。






 元旦の朝日、読売、日経、東京、サンケイの五紙を読んでみた

2015年1月2日(金)

2015年元日付の新聞を売店で手にいれ、
購読紙の日経もふくめて都合5紙を読んでみた。

ちなみに、元日の午後、最寄りの三鷹駅の売店に行ったら、
日経は別にして、他紙はほとんど売りきれていた。

元日は複数買うひとが少なくない、と売店の人が言っていた。
日経は十分に数をそろえてある。

で、買えなかった新聞は
近くの新聞販売店からもとめた。

読んだというより、ざっと流し読みではあるものの、
五紙を読み比べてみることで
各紙の特性、持ち味、個別性がはっきりわかるところが面白い。

それが元日の新聞だからなおさらだ。

たとえば分かりやすい例だとこうだ。

同じ出版社の広告でも新聞によって、
広告がまるで違う。出版社流のマーケティングだね。

出版社は明確に各新聞媒体の読者層の軽重を判断していると
以前どこかで読んだことがあるけど、
確かにこうもはっきりと違う広告を見せられると首肯せざるを得ない。

同じ出版社なのに、
ある新聞には格調高く、
またある新聞にはまるで子供向けのような商品広告を打っている。

正月早々、こまごまとした内容に触れるのは面倒だからよすとして、
各紙で目にとまったのは、
扱いに大きい小さいはあるものの

「戦後70年」をキーワードにした社説や企画記事だった。

で、先に触れておくが、
一面記事で特に光っていたのは東京新聞だ。

記事では、<これではまるで、軍事用ODAではないか>として、
防衛省が考えている後進国への「武器購入国に資金援助」という大きな見出しで批判している。


この件については昨年の防衛装備移転三原則で、
すでに武器輸出が原則認められることになっている――僕の世代からすると信じがたいのだが。

反面同じ一面で「ビットコイン不正操作」と大々的に報じている読売だが、
それって、
元日の第一面で報じるほどのものなのだろうかと思うのだが、どうだろう。

たしかにネット時代だから、
見方の側面によっては、そういう扱いもあるかもしれないが、
どうなんだろう、これは――。

同じく、<なんだかなーこれは>と思うのは、
サンケイの全30段見開きで
阿部首相がパラリンピックの女性選手との対談で登場している記事だ。

本来なら元日特有の別冊の方で扱われるんだろうけど、
そこは首相だからということかな――現政権を指示するこの新聞だからいいとして。

それでも、サンケイ本紙を繰ると、「えーっ、ここまで、と思えるほど」ある彩り一色にそまっている。

まあ、サンケイはサンケイでその彩りでの旗幟を鮮明にしているのはわかるが、
はたしてこの先、こんなことで経営的に持つのだろうか……大丈夫なのだろうか。

もちろん、僕が心配することではないけれど、
以前、幹部と交流があったし、社屋になんどか顔を出しているので――。

光ってるほうに話をもどそう。
もう一つ光っていたのは、朝日のインタビュー記事だ。

世界的ベストセラーとして知られる、
翻訳されたばかりの

今話題の書「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティが
自著について語っている
(他の新聞にもこの書については散見される)。

この書は「不平等の構造」を描いているとのことだ。

朝日の見出しは「失われた平等を求めて」(ネットにもあり)

700ページの経済学書を読むのもいいが、
このインタビュー(新聞一ページすべてを使用)では、
ほぼ彼の肝ともいえる主張について述べられているので一読をおすすめしたい。

トマが言う。

「結局、本で書いたのは、不平等についての経済の歴史というよりむしろ政治の歴史です」

で、日本では「格差」がなにかと話題だが、

そして民主主義の理念として「自由」と「平等」が並列されることをよく目にするけれど、

英語やフランス語だと
「格差」ではなく「不平等」という言葉を使うと取材者が解説している。

だから日本語の「格差」を「不平等」に置き換えると、
「男女の格差」が「男女の不平等」であり、

「一票の価値の格差」が「一票の価値の不平等」になるとしたら、

より具体的な意味を持って受け止められることになるが、
そういうことも含めてこの記事は読むに値する。


それで戦後70年の関連記事で一つだけ挙げておこう。

これも朝日だけど、一面トップにある。
今後の、シリーズ企画「鏡の中の日本」と題し、

各分野での著名人の個々の活躍を追って
戦後70年と関連付けて何事かを述べる企画のようだ。

その一回目「装う」で、
森英恵(88歳)や高田賢三への取材記事をベースに、

日本人デザイナーが世界にはばたく軌跡に触れつつ、
ファッションと平和の関係にまで及びつつ結んでいる。

この方たちのファッションの歴史なら、
50歳以上の世代はほとんど知っている内容だが、
若い人たちは別だろう。

中で一つ、
森英恵の代名詞でもある蝶のイメージデザインは、

彼女が初の海外旅行時(1961年)にニューヨークで出会った
日本文化の屈辱にはじまったものだったとある。


上の階ほど高級品が置いてある百貨店で、
地階に日本のブラウスが置いてあり、

「蝶々夫人」を見ると、
そこには描かれているのは妙ちくりんの所作ばかり。
それで冗談じゃない、との屈辱が残る。
(当時だから、まだ日本製品は安かろう、悪かろうということで)

そして65年の森のショー。
「蝶々夫人」の屈辱を忘れまいとして
蝶々の意匠を加えたのだった。








評価できる日経新聞「読み方のコツ」講座 簡潔明瞭、日経読者でも「思わぬ収穫!」

2014年4月13日(日)

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「経済について何かを言い表そうとするなら、

数字に変換しなければ正しく伝わりません。

たとえば、<8月の失業率は5.1%で、前月より0.1ポイント減少した>とか、

<昨日の日経平均の終値は9000円を割り込み、年初来安値を下回った>という具合に、

数字と変化を示すことではじめて意味が明確になるのです」


「そもそも経済というのは、GDP(国内総生産)にしても、

失業率にしても、株価にしても、あらゆる活動が数字で表される世界です。

〈景気が良くなった〉とか〈株が下がった〉という曖昧な表現では、

それが何を意味するのかよく分かりません」


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三日前の10日木曜の夜、吉祥寺で開催された

「日経新聞プレミアムゼミナール」(講座=日経新聞の読み方等)に参加してみた。

講座は二人の講師による二部構成で開催。

参加者には資料として、

当日の日経新聞が配られる(ほかに日経産業新聞と日経MJも)。

参加者は新聞をひろげながら話を聞くのだが、

つまり手にした新聞の具体的な各紙面とその構成や

各紙面にはどのような記事が載るのかなどについての

説明や解説となる講座だ(記事内容には踏み込まない)。


会場では、新聞をめくりながら、結構熱心にメモをとる人が多かった。

参加して思ったのは、講座がとても平易で分かりやすいこと。

まさに簡潔にして明瞭そのもの、これなら中学生でも分かる。



第一部は、日経新聞の記事作成の基本的な視点について。


つまり、世の中の現象が

「経済(ビジネス)にどう影響を与えるのか」という切り口による

分析や執筆スタイル
についての解説だ。

次に、各紙面構成と記事の配置や文字分量などを基にした

記事の軽重などに触れ、

なおかつ記事の構造(記事は重要度が「逆三角形構造」で

見出しやリードに重要な情報
があり、

コラムや解説は起承転結構造で最後の結論が重要など)
を基に、

「短い時間」で「多くの情報」を得るための効率的な読み方、

また要所をおさえた効果的な読み方の「コツ」が指南される。

講師はパワーポイントを用いての講座スタイル。


第二部は、著名な経営コンサルタント小宮一慶氏による、

日経の月曜版に載る各景気指標の数字をもとに「日本経済を読み解く」という内容の講座だ。


内容は本格派だがこちらも分かりやすい。

やはり実際の数値の入った紙面の資料(ページ全面が数値の羅列だ)が配られ、

参加者はその時系列の数字をチェック(比較)しながら「どう読むか」の解説が加えられる。

講師はホワイトボードを利用。

参考までにプログラムを貼り付けておく。


◇プログラム

【第1部】
  ビジネスの「今」と「これから」を知るために!

「短い時間」で「多くの情報」を得るために!

〜効率的に情報収集したい人のための、日本経済新聞読み方講座〜


講師
日本経済新聞社販売局マーケット開発部 担当部長
日経読み方MASTER  山野 茂樹

【第2部】
「日本の景気はどうなるか?」
〜小宮一慶の数字で読みとく「日経新聞」〜最大活用術


講師
  経営コンサルタント
  株式会社小宮コンサルタンツ 代表取締役 小宮 一慶 氏

※日経セミナー事務局から送られてきたメールから転載


参加したのは、小宮一慶氏の生の講演を見たかったから。

仕事帰りに吉祥寺で下車して会場へ。吉祥寺丸井の横にある公会堂で行われた。

遅れて入ったので第一部がはじまっていたが、

会場は350名のキャパシティで、7、8割の席が埋まっていた。

盛況である。当日は強風が吹き荒れていたのだが。

ネクタイ姿のビジネスマン(働く女性も含む)が6、7割、

それにシニアが3、4割という構成か。

中には就活中の女子学生だろうか、お揃いの黒いスーツ姿が複数認められた。

小宮氏についてはいつも、

僕はネットで彼の数字による経済解説を読んでいるので、

話しの中身はほぼネットと同じものだし、氏の著書とも重なる内容。

それを生の肉声で確認したかった。

写真や映像では知ってるけれど、

どういう風貌で、どういう話ぶりで、話は面白いのかどうかなど、

生の小宮氏を見るというか、確認したかったのだ。

仕事柄ということかな。

(個人的にはイベントも仕掛けるので、
各分野の講演会やセミナーの講師の手配や折衝なども行う)

それで講座とは謳ってあるけれど、

実質は日経新聞の「拡販PRイベント」なので、

どんなものかの参考もあっての参加。

ただし講座の内容は純粋にプログラムの内容どおりで偽りなし。お奨めできる。

講座に偽りなしだけど、繰り返すが基本的には新聞拡販(販促)イベントなので、

休憩時間に、司会者による新聞の購読申し込みについての説明がはいる。

今日、申し込むと特典として単行本のプレゼントがあります等の

参加者に行動を促す説明が――別に強制はされません。

一般紙なら「新聞の読み方」講座を開いても聴衆は集まらないだろうが、

そこは日本を代表する「経済紙」日経だから、やはり人が集まる。

なんといっても、社会面やスポーツ面などを別にすれば、

初心者は、この新聞を開いても、

どこをどう読んだらいいのか、チンプンカンプン(学者さんによる「経済教室」などは

論文そのもので、一般紙と違って決して易しくはない)。

その読み方のコツを指南してくれるというのだから、

現役のビジネスマンであっても、集まってくるのは、いわば道理。

それが盛況を支えているのだろう。

僕が感じた、会場での「雑感」としていえば

第一部は、タイトルに示したとおり、実に簡潔で、明瞭きわまりない。

ちなみに、新聞記者は記事を、

5W1Hなどの何があったのかのコアとなる「本記」と、

現場の状況や声などの「雑感」と、

専門家の意見なども含めた「解説」の三つを織り交ぜ構成して書く


これなら中学生でも一度聞いたらわかる内容だ。

その程度の把握でいいのかと、あっけにとられるぐらい簡単。


たとえば日経新聞の1〜3ページは総合面で、

こちらで経済を軸にした「マクロ」の重要なニュースに触れ、

企業面では企業や業界の「ミクロ」のニュースをおさえるという

対照的かつざっくりとした把握のスタイル。

単に「マクロ」と「ミクロ」というだけだけれど、

それでも、そういう見方の読み方をするのかと、今さらながらだが、合点がいく。


そのような、ある意味秩序だった交通整理されたような

効率的な見方の基本となる「コツ」を伝授してくれる。


その「コツ」を理解すれば、無駄な記事には目を通さなくて済むし、

記事の内容が頭に残っていれば、後日の記事と「関連づけて」

新たな事態の動きや展開などが自分なりに判断できるようになる。


要するに、きわめて簡単な紙面についての構成や記事の構造などの基本を

「知ってるかどうか」で新聞を読む速度がまるで違うし、理解度も異なる。

参考までにいうと、

日経新聞は40ページで約26万字ありほぼ新書2冊分の文字量に相当。


もちろん全部は読めないし、読む必要もないが、

読み方の「コツ」を知ってるかどうかで、得られるものが格段に違ってくる。

何度も言うが、何よりも読むスピードが違うし、

ポイントをおさえた効果的な読み方で理解度も違ってくるはず。


第二部の小宮氏の講座については、
まさに勉強(景気指標の数値の見方)そのものなんだけれど、

こちらも数字を使っての経済理論の基礎を学ぶということで、

見方のコツを覚えれば、決して難しいものではない。

慣れでしかなく、入り組んでいるわけではない。

何度かその気で、過去との数値を比べてみる見方(ほんとに比べるだけ)を覚えれば、

各景気指標の、時系列の数値というエビデンス(データ)をもとに、

あなた自身が、いま世の中で起こっている経済的な現象を見きわめることができる。


さらにはいくつかの異なる指標(の数値)をクロスして関連づけて見比べる手法を覚えると、

そこから浮かび上がるあなたなりの独自の

日本経済の現状(今何が起こっているのか)の理解や読み込みはもとより、

過去はもちろん未来の予想もつくようになるのでは。


もちろんそこまでの読み込みが可能になるには、

それなりの継続した勉強が必要だけれど、この講座はそのきっかけには十分なりうる。

参考までに手元にある小宮氏の著書から役立つので引用しておこう。

「目の前の出来事を数字で把握し、それが過去の数字とどう違うのか、

そして、これからどういう数字に変わりつつあるのかというふうに、

社会や人々の動きを数字に変換してから、具体的に理解し、将来の見通しを立てるのです」

「そもそも経済というのは、GDP(国内総生産)にしても、失業率にしても、株価にしても、

あらゆる活動が数字で表される世界です。

〈景気が良くなった〉とか〈株が下がった〉という曖昧な表現では、

それが何を意味するのかよく分かりません」

「経済について何かを言い表そうとするなら、数字に変換しなければ正しく伝わりません。

たとえば、<8月の失業率は5.1%で、前月より0.1ポイント減少した>とか、

<昨日の日経平均の終値は9000円を割り込み、年初来安値を下回った>という具合に、

数字と変化を示すことではじめて意味が明確になるのです」

「数字と数字を〈関連づける〉ことです。

景気指標のような数字は、1つの数字が別の数字に影響を与え、

その影響がさらに別の数字に影響するという具合に、いくつもの数字が

お互いに影響し合いながら動いています。

ある1つの数字に注目するときには、その数字のことだけを考えるのではなく、

別の数字との関連付けを考えることが重要」

※――『日本経済が手にとるようにわかる本』より――

さてここまでは、
日経新聞の読み方講座についてのPRに勝手に参加した形でプラスの側面について触れてきた。

個人的には長年の日経の読者ではあるものの、

決して記事を全面的に信用はしていない。

僕自身なりに割り引いて記事を読む習慣ができている。

どういうことかというと、これはマスメディアの悪いところなのだが、

読者にとってみれば決して正しいことばかりが書いてあるわけではない。

むしろある現象や現実を捻じ曲げて伝えたり、

場合によっては堂々と事実と反対のことまで伝えていることもある。

でも、それを読者が判断できるかどうかとなると、かなり難しい。特に日経新聞の場合は。

そこで、経済や金融に詳しいその道のプロを、

各自その人なりに、「この人なら」という人物を数名選び出しておき、

継続してそういう人の意見なりブログなりを見続けることをお勧めしたい。


すると、日経新聞の「○○に関しての記事や意見」では読者を「ミスリード」したり、

○○についての記事や意見は「変だ」とか「おかしい」のではという目が養える。

そこまでいけば大いばりで日経の読者と言えるが、

できれば、そこまでは、情報に接する現代人としてはたどり着きたいもの。

僕のケースで、あるお一人を紹介しておきたい。

金融市場でファンドマネージャーやストラテジストを20年以上勤めた人で、

それこそ「日経新聞の査読」と称して、批判的に論じている。

日経新聞は情報の宝庫ではあるものの、反面「結論ありきの議論」

「論理の飛躍」「論理矛盾」を含んだ記事の「宝庫」でもあるとして、

手厳しい批判も加えている。


たとえば、4月4日のタイトルはこんな具合。

◆「原因」と「結果」を逆に報じる日本を代表する経済紙

――このチャートをみて、
「実質金利低下」が「円安」の要因であると思う人がどれほどいるのでしょうか。――


ドキリとする指摘で、驚きです。

では、これぐらいにします。

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

そこでおすそ分けです。

僕がこのブログで述べた内容がほぼ、日経新聞のPRとしてネットにあります。

映像でしかもほんの十数分で、十分に講座の内容が学べます。

そしてその気なら、このPRのページで、

この映像以外
のことについて、いくらでも掘り下げて学べます。


日経初心者の方、日経新聞を手にしたら、是非、この講座に触れてみてください。もちろん読者の方も。

間違いなく、あなたを伸ばしてくれます。

ただし、やはりライブには適いません。

なぜならライブで生の話を聞くと、本で読めたり映像で見ることができたりする内容と同じであっても、

啓発されるところが大きく、それで意欲が掻き立てられる。

次なる行動へとつづく「その気」になる。それがライブの良さだと思います。

機会があればですが、ライブに参加することをお勧めします。








NHKの“公共性”って何? 堀潤アナ辞職で、そこに鮮やかに切り込んだ論旨明快なこの文章は、必読!

2013年3月27日(水)

堀潤アナがNHKを辞すことで、メディアでも話題だ。

それはいいとして、ご当人の堀アナがご自身のツイッターで紹介していたのが、ドキュメンタリー映画を撮り続けている想田和宏さんという映画監督の発言だ。

題して
「堀潤アナの排除と公共放送」
とある。

あるべき「公共性」とはどういうもので、さらに「NHKと公共性」に深く切り込んでいて、考えさせられる。

もちろん、メディアの伝えるあるべき姿を考える上でも参考になる。

それにダイバーシティ・マネジメントが提唱される今日、組織と、組織で働く者との関係にもつながってくる問題としても、だ。






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