伝奇小説の圧倒的な面白さ
――山田風太郎『柳生忍法帖』
2024年10月15日(火)
山田風太郎『柳生忍法帖』上下巻を一気に読了。
面白い!
柳生十兵衛が、カタキを討とうとする7人の女性を助けて大活躍する物語だ。
特に下巻の方は起伏に富んだ意想外な展開で面白い。
プロットがよく練られており、
巷間伝わるところのまさに山田風太郎ならではの見事な手並み。
収穫であり、参考になった。
伝奇作家の大先達だけど、山田作品はこれが初めて。
読もう読もうと思っていて機会がなかった。
たまたま図書館で見つけて、読むかどうかはわからないまま借りてきた。
上巻の冒頭は、いきなり酸鼻をきわめる凄惨な大殺戮シーンではじまる。
鎌倉・東慶寺門前での大殺戮である。
で、期待して読み出したら、話の展開が緩いのだ。
それで下巻を読むのを控えようかと思ったのだが、やはり読んでよかった。
下巻は大当たり。
江戸から会津へ所を変えて下巻がはじまる。
この作品は映像化されているのだろうか――あるのなら是非観てみたい。
ところで宝塚星組がこの作品を2021年秋に、公演している。
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星組公演
・宝塚剣豪秘録
・『柳生忍法帖』
・原作/山田 風太郎「柳生忍法帖」(KADOKAWA 角川文庫刊)
・脚本・演出/大野 拓史
・ロマンチック・レビュー
・『モアー・ダンディズム!』
・作・演出/岡田 敬二
とまれ、これで山田の代表作を読まなければならなくなった。
仕事の資料読みもあるけど、そっちを抑えて、いま計画的に読書をしている。
年内はそれでいく。





