中卒からトラック運転手……初当選の女性都議
2021年7月31日(土)
ネット上の「“中卒”からトラック運転者 初当選の女性都議〜」という文字が目にとまる(毎日新聞ネット)。
えっ、「それって、もしかしたら」と思ったら、案の定、見覚えのある顔写真が一緒にあった。
7月4日の都議選(武蔵野市選挙区)で初当選した「五十嵐えり」議員である。
僕自身も彼女に投票し、深夜に当選を知って自分の一票がむくわれた思いがした。
新聞のタイトルではないけど、
「中卒」「トラック運転手」「非正規で10年間の労働」などを経て、
自らも死ぬほど追いつめられた弱者(弱者切り捨ての問題)として一念発起……
「高卒認定」「夜間大学」「名大法科大学院」「弁護士」等の彼女の経歴をひと目見て、
この人だなと思って投票した次第。
「いのちを守る東京へ!」
「誰も取り残さない東京へ!」
選挙公報にあった、五十嵐都議のスローガンである。
人間として、政治家として、基本中の基本ともいえる認識。
こういう認識を示す政治家がほとんどいなくなった。
中学校でいじめにあっての不登校。
以後、不遇の青春時代を経ての今回の当選だった。
それにしてもこの経歴。
何という、不屈の精神だろう、この人は。
くわしくは、毎日の記事からどうぞ。
https://mainichi.jp/articles/20210730/k00/00m/010/396000c