玉川上水(武蔵野市)の事務所から…

ライターの仁です。企業広報分野でIR(Investor Relations)などの仕事をしています。折々の、あることないことで、気にとまったことを発信します。

October 2017

名のある作家だって、こうして営業努力(東京の大手書店巡り)!

2017年10月30日(月)

作家の柳美里さんです。

下記の書店廻りの一日とのこと。

今日10月30日の10時に池袋で始まり、
都内各書店を駆け巡り、新著『国家への道順』のサイン本を作成。

柳美里2
ジュンク堂書店 吉祥寺店ツイッターより

◎ジュンク堂書店 池袋本店
◎三省堂書店 池袋本店
◎芳林堂書店 高田馬場店
◎ブックファースト アトレ吉祥寺店
◎ジュンク堂書店 吉祥寺店
◎パルコブックセンター 吉祥寺店  

(昼食)

◎紀伊國屋書店 新宿本店
◎ブックファースト 新宿店
◎東京堂書店 神田神保町店
◎三省堂書店 神保町本店
◎丸善 丸の内本店
◎八重洲ブックセンター 本店

作家じゃないから分からないけど、
一日中都内の大手書店をめぐっての新刊著書のサイン本づくり。

大変だね、これって……。

今や名のある作家だって、
こうして営業努力をするのって当たり前なのかも。

おっと、地元の吉祥寺にも来ている。しかも3店舗。

それぞれ歩いても数分で移動できる距離の
店舗と言えばそれまでだけど、

この街の賑わい空間は
空間移動がたやすいところがいいところ。

柳美里さんは、
鎌倉から福島県南相馬市にある、駅で言うと原ノ町地区へ移り、

そして今は同じ市内にある隣の小高駅地区へと移り、
小高では来年早々本屋さんをオープンさせるとのこと。

頑張ってください。

小高には、知る人ぞ知る
埴谷豊、島尾敏雄の両巨頭の文学資料館があるところ。

常磐線が全線開通したら、一度訪ねてみたいところだ。






深大寺の温泉に浸る!

2017年10月28日(土)

9月からずっと、週末に行こうと友人と約束していた温泉旅行だが、宿がいっぱいで取れなかったり、長雨で行けなったりで、いまだに行くに行けずのまま。

深大寺温泉


友人は、温泉に浸りたいと、まるでかつえた様に電話の向こうで声をあげる。

それでたまたま昨日、地元まで来たその友人と共に調布の深大寺にある温泉に行った。
お互いフリーランスの身だから、こういうときは自由に動ける。

僕も初めてだし、深大寺に温泉があることさえ知らなかった。この際、近場でもいいからと友人が見つけてきたものだ。

友人はやはり温泉情緒に少しでも浸りたいのだろう、奥多摩の秋川渓谷あたりの温泉はどうかということだったが、この時期ということで、平日であれ週末であれ晴れた日は人出がどっと繰り出しているはずで、ならば深大寺の温泉ではどうか、と友人。それで繰り出したという次第。

深大寺と野川の間にある、それも住宅街の中にある温泉だった。
温泉は真っ黒な湯で、決して広い空間とは言えないけれど、露天風呂が4つ5つあり、順繰りとそれらに浸る。

客の半分は地元の人たちで、歩いて来る人、自転車で来る人と、いずれも身軽な格好だ。

二階の休憩室に向かったら、室内いっぱいに湯上り着を着た人たち20人弱が横になって休んでいる(眠っている)。こうなるとまさに温泉客そのもの。やや薄暗い室内に睡眠を誘う音楽が流れ、ゆっくりと体を休めている。

食事もできるし、マッサージなどの特別コースも用意されている。

こちらは階下の座敷で温まった体のほてりをさまし、友人がもう一度湯に入るというので、それを待ってから引き揚げた。3時間弱の滞在だった。

近場にある温泉だし、料金も手ごろ。たまには利用したい。





眤七阿自ら語る、傑作「レディジョカー」の誕生について!


眤七阿自ら語る、

傑作「レディジョカー」の誕生について!


2017年10月25日(水)
 
夕刊(朝日)の「時代のしるし」という欄に眤七阿登場。過去の著作『レディ・ジョーカー』(1997年)について振り返っている。


眤七



大手ビール会社のトップが誘拐され、身代金として20億円が要求される。グリコ・森永事件を題材としたベストセラーだ。――「企業の背後の裏社会、地下茎を描こうと考えました。」(カギカッコ太字は眤屡言・以下同)


『黄金を抱いて翔べ』や『照柿』は自らの生活の延長上での作品で、やはり同様にして書くはずが、連載開始直前に阪神大震災が起こり「社会をより大きな目でとらえるように」なった、と。


時代はバブル経済崩壊後で、「政治は三流だが経済は一流」と聞いて育った世代にとって100兆円の不良債権はショックだった、と眤次


「なぜ、こんな時代になってしまったのか。今と地続きのものとして昭和史を見つめ直そうと考えました。」


作品では被差別部落の問題も扱う。


「疑問に対して答えを出そうと考えを突き詰めていくのは、わたくしという人間の本質なんです。自分が生きることと、この社会が抱える問題とは切っても切り離せない。
よく言えば正義感ですが、そんな偉そうなこと以前に、私の世界の捉え方がそうなっている、そういう目なんです。」


東京競馬場や七社会(警視庁記者クラブ)が登場する。
新聞社内の空気感は他の追随を許さずというくらいの圧倒的な描写だった、と個人的にはかろうじて覚えている。そうか、20年前の作品だ。


「それぞれのディテールから全体をつくるのではなく、その逆。」


「その場所全体の雰囲気、空気感をつかんでから細部を描きます。この空気感は関係者に話を聞いても分からない。だから必ず現場に立ちます。」



「筋書きを知らずに、ぱっと開いた一ページを読んだ時に空気感があるか。小説の成否はそれで決まり。
私の作品に詩情や空気感があるとすれば、どんな情景も登場人物の眼で書いているからでしょう。彼が見ている風景を描くことで、彼と言う人間の手触りが伝わるんです。」


「警察官には多数会ったものの、刑事という生き物がどうしてもよく分からない」とのことで、その疑問が合田刑事を生みだす。


「半分は常識人の世界に属しているが、完全な常識人にはなれない人。だから警察組織の中で生きにくさを抱えている。そういう人は普通、警察官にはならないでしょうが。」


日本は個人であり続けるのは難しい社会です。だが彼は善良でありたいという意思を持ち、組織の中にいながらも一人の人間、個人でありたいと考え続けている
そのために自分のあいまいさを引き受ける胆力、精神力が必要。だから彼はとにかく考え続ける。その彼の思考によって物語は進んでいく。」



最後の“個人”へ言及した眤屡言だが、これはまさに小説や映画の典型的なヒーロー像そのものと言える。


〈型破り〉〈個性的〉〈他人を平等に扱い〉〈大きな夢をもって〉〈正直で正義感が強く〉〈言いたいことをはっきり言う〉……というような性情、性質、性格を持つ典型的なヒーロー像だ。


理想と現実と言ってしまえばそれまでだが、世の中には「1:9」の法則があると今読んでいる書物にあり、すぐ上に記したのがいわゆる「1」を占めるヒーローたちの性格で、残りは大多数の「9」ということだ。


その「9」とは〈平凡〉で〈上の人にはへつらって本音と建て前を使い分けて〉〈言いたいことがあっても黙っている〉タイプで、これらの人がヒーローになることはまずない。

本音は能動的でありたいけれど、受動的な選択をするしかない。そして世の中的には、その方が賢明な判断として受け入れられる。俺も、俺もで、能動的な輩ばかりがいては物事が収まらない。


その意味で眤屡言は平均的なそれだし、それに「空気感」も作家としては当たり前の発言といえる。でも、でも、それを作品として昇華させ、圧倒的な筆力で読者を徹底して魅了する作者となると、これは限られた……稀有な存在となる。


そういう書き手だね、高村薫は。







大叔父と、甥っ子の赤ちゃん



大叔父と、甥っ子の赤ちゃん


2017年10月20日(金)

甥っ子に赤ちゃんが出来た。

甥や姪でも普段から付き合ってる者もいれば、
そうでない者もいる。

今回の甥っ子はあまり付き合いがない。彼らが小学生くらいまでは当たり前で接していたが、彼らが思春期となり、大学、社会人となるとほとんど付き合いが途絶え、親から様子を聞くのみ。

でも結婚して子供ができると違ってくる。

これまでと違って彼らも接してくるようになる。これってどういうことなんだろう。

彼らも子供が間に入ってワンクッションおかれることで、接しやすくなってくるということだろうか。

なんであれ、僕には子供がいないのでよく分からないけど、甥っ子たちの子供がとてもかわいい。孫が可愛いというジイさん、バアさんの気持と相通じたものかもしれない。

別の甥っ子に、大叔父として一番最初にできた赤ちゃんと接したら、それまでは子供に特に興味を示さなかった僕が自分でも驚くほどがらりと変わった。甥っ子や姪っ子の子供のみならず、小さな子供がとっても可愛くて仕方がない。

保育園などの幼児が近所でぞろぞろと散歩に出ていると、当たり前で彼らに声をかけるようになっている。年齢のせいもあるだろうが、そういう大きな変化だ。

今度子供が出来た甥っ子にいま、長文の手紙を書いている。
これまで言えなかったことや、言いたかったことなどを。

彼らとも新しい付き合いがはじまる。行き来するようになるだろう、おそらく……。






作家・池澤夏樹――絶望の手前で踏みとどまり、まずは一票を!


作家・池澤夏樹――絶望の手前で踏みとどまり、

まずは一票を!


2017年10月17日(火)


「この数年間、安倍晋三という人の印象はただただ喋るということだった。
枯草の山に火を点けたかのようにぺらぺらぺら途切れなく軽い言葉が出てくる。


対話ではなく、議論でもなく、一方的な流出。(中略)最近の言い回しを借りればダダ洩れだ。」


「安倍晋三は主題Aについて問われてもそれを無視して主題Bのことを延々と話す。
Bについての問いにはCを言う。弁証法になっていないからアウフヘーベンもない。」




上記の太字は作家池澤夏樹が新聞で述べていたエッセイからの引用である。


主観だが、政治が劣化したなと感じるようになったのはいつ頃からのことだろうか。


それが単なる一議員としての政治家ではなく、一国の首相ですらこの体たらくと感じるまでに劣化した現状とは、一体どういうことなのだろうか。


次の日曜に衆院選の投票日を控え、いやでも、その思いを日増しに強めている。


シニアや壮年世代で、長らく政治を見てきた人たちが等しく安倍首相に抱いている負の感情を先だって、作家の池澤夏樹が新聞に書いていた。


ぼくがいくら政治の現状をまとめて簡潔に抽象化して文章を綴っても、大した説得力があるわけではないので、池澤夏樹の新聞紙上の文章を適当に引用してみる。


池澤は、これは現代の政治にまつわる「矛盾の体現」かもしれないとして、上述のように言い、さらに続ける。(太字が引用箇所)


「現政権の面々はほとんどが富裕層の出身である。有権者の九割九分は富裕層ではないのに、なぜ彼らに票を入れるのだろう。」


「選挙前、彼らは貧困層に厚く配分するとは言わず、景気がよくなったらみんなに行き渡るからと言う。自分は景気をよくする秘訣を知っていると繰り返す。これはカジノの原理だ。」


「政権の座に就くとあとはひたすら喋ってごまかす。もう少しもう少しと先送りする。よくもまあ、それが五年も続いたと思うし、その間に憲法は蔑(ないがし)ろにされ、反民主主義的な悪法が多く成立してしまった。悔しいかぎりだ。」


「加計と森友で追い詰められて一方的に解散。そのうえで国難とはよくも言ってくれたものだ。」



カジノの原理、要するに〈バクチの原理〉で政治に当たり、次いで劇場型と言えばそれまでだが、小池百合子・希望の党が出てきて、たったの十日間そこいらで化けの皮が剥がれた。


「派手な演技で人目を引こうとする役者はいても、この国が今かかえている問題に対する答えはどこにもない。」


次に立憲民主党が出てきて人気を集めている。

主義主張はいい。悪くない。

一部の地域の比例区では死に票がでるらしいものの、ネット上ではそれをことさらに大声で吠えているこの党の反対派の輩がおり、それはほとんど問題ないとして、ネガティブ発言を封じる発言も出てきた。


「政治は必要である。どんなに質の悪い政治でも無しでは済まされない。アベノミクスが嘘で固めた経済がこの先どこまで落ちてゆくか、見とどけるためにも少しはましな政府が要る。」


池澤は結論を二つ述べている。

ひとつはこうだ。

「選挙の原理はこの〈少しはまし〉ということに尽きるのだろう。理想の候補はいないとしてしても、誰かの名を書いて投票しなければならない。」


そして、結びの結論。

「我々には愚直な一人一票しかない。それならば、絶望の一歩手前で踏みとどまって、まずはこの権利を行使しよう。」



上記の引用は朝日新聞10月4日(水)から




オリンピックがはばむ、東京ビッグサイトの展示会500本!

オリンピックがはばむ、

東京ビッグサイトの展示会500本!


展示会


2017年10月12日(木)


先月9月26日(火)の日経新聞に、1ページ全面を使った意見広告が載った。

日本展示会協会(日展協)の意見広告だった。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催により、19〜20年に掛けて、東京ビッグサイトでの展示会500本ほどが開催出来なくなるというのだ。

ビッグサイトが放送センターやメディアセンターとして使用されるからだ。

もし展示会が開催できなければ、これまで展示会に出展していた7万8千社の中小企業が〈2兆円〉の売り上げを失うという。

この問題は以前からささやかれていた。

が、ここにきて日展協はあまりの事態の深刻さに(会員企業や関係企業をはじめ、他にも多くの賛同者などと共に)最大の危機意識を抱いて、意見広告を出したのだった。

意見広告の翌27日、都議会では早速この問題が取り上げられたという。

産業界全体の一大問題として社会問題化しつつあるようだ。

既に都庁舎周辺での抗議デモも何度か開催されている。

石積さん(日展協会長=リードエグジビションジャパン)、その稀有な行動力で、関係者がこの事態に納得できるよう何とか立地点を見いだして欲しい。

イベントに関わる身である以上、この事態がどう推移するか、一人の関係者として注視している。

眤七阿了評で読む、今という時代の分かりやすい具体化・抽象化・概念化


眤七阿了評で読む、今という時代の分かりやすい具体化・抽象化・概念化



2017年10月7日(土)


今という時代の社会(特に政治)状況を少しでも読み解きたいとの思いで、眤七阿痢愃邁氾時評集』をひも解いている。


さすがと思わせるのは、入り組んだ社会的な事象を見事なまでに抽象化、あるいは概念化して文章で(つまり言語化して)読み手にわかりやすく伝えていること。


例えば、今という時代の政治なら政治についての状況を、短文で的確に読み解いてくれている。


読みながら、どうしたらこういうことが出来るのだろうと思い、叶うなら、なんとかその文章化の秘訣を学ぼうとの思いもあって手にしたが、さすがに出来そうでできない。

それで抽象化、概念化、具体化などの関連書も併せて読んでいるところ。







武蔵野市に女性市長誕生!


武蔵野市に女性市長誕生!


2017年10月2日(月)


わが街武蔵野市に初の女性市長が誕生した。

昨日10月1日が投票日。前自民市議候補との一騎打ちで、
ほぼダブルスコアでの大勝利!



松下・志茂田2
武蔵野市民でもある作家・志茂田景樹さんの応援演説

知ってのとおり、今回の市長選は告示後に衆議院の解散があり総選挙を控えるという、なんとも妙な具合になり、さらにまた民進党の希望の党への合流などという、国政の混沌とした状況を連日メディを通じて知らされるという政治的に極めてあわただしい中での選挙戦。

国政のあわただしい混乱した政治動向に目を向けつつ、一市民として、こういう異常な政治状況の中での市長選に気をもみながら注目していた次第。

勝利した松下陣営は、そういう混乱した国政の状況にあって、あえて国会議員の応援を辞退したとのこと。それがむしろ良かったのではないのかと思える。

7月の都議選で苦杯をなめての立候補だった。現市長と一緒の大きなポスターが早々と街中に貼られて、都議選が終えたばかりだったので、「どうした?」と思ったものの、そうか市長選への出馬か、と。 

都議三期目で苦杯をなめ、市内2万件のお宅を訪ね歩いての苦労が実を結んだことに。いや、それだけ歩いたら、市民なら「是非この人を」と思うはず。

武蔵野市初の女性市長の誕生。「住みたい街から、住み続けられる街にしていく」との主張。市民はこの街に誇りを持っている。是非「住み続けられる街」を実現して欲しい。


投票は、前回の市長選は過去最低の投票率だったが、今回はそれを上回る投票率となった由。


開票速報
定数:1人 候補者数:2人

22時45分確定

得票数
1 高野 恒一郎(無所属) ―― 17,933

2 松下  玲子(無所属)―― 34,166

合計  52,099

開票率(%) 100%
投票者数  53,120












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