玉川上水(武蔵野市)の事務所から…

ライターの仁です。企業広報分野でIR(Investor Relations)などの仕事をしています。折々の、あることないことで、気にとまったことを発信します。

December 2016

揺るぎない現実!「一人当たり最低」の経済大国ニッポン

2016年12月11日(日)

・日本は「GDP世界第3位」の経済大国である
 → 1人あたりGDPは先進国最下位(世界第27位)

・日本は「輸出額世界第4位」の輸出大国である
 → 1人あたり輸出額は世界第44位

・日本は「製造業生産額世界第2位」のものづくり大国である
 → 1人あたり製造業生産額はG7平均以下

・日本は「研究開発費世界第3位」の科学技術大国である
 → 1人あたり研究開発費は世界第10位

・日本は「ノーベル賞受賞者数世界第7位」の文化大国である
 → 1人あたりノーベル賞受賞者数は世界第39位

・日本は「夏季五輪メダル獲得数世界第11位」のスポーツ大国である
 → 1人あたりメダル獲得数は世界第50位
※太字は引用者(以下同)

上記は、
元アナリストだった滞在生活30年のイギリス人、

デービット・アトキンソン氏が

東洋経済のオンライン

「〈1人あたり〉は最低な

日本経済の悲しい現実――日本の生産性は、先進国でいちばん低い」


に示している。


デービット氏は有名な神社やお寺はもとより、

国宝級文化財などの修理を手がける会社のトップだ。

「不思議なこともあります。日本ではなぜか、

欧州では当たり前の〈1人あたりで見て、世界第○位〉という話は

ほとんど聞かれません。

〈全体で見て第○位〉という話ばかり
なのです」


つづけて――。

「全体で見ると高いランキングにいるが、

1人あたりで見るとその順位が大きく下がる国」という特徴が

浮き彫りになるはず、

とデービット氏。

これは、単純に日本の人口が多いからです。

先進国で1億人以上の人口を抱えている国は、

米国と日本しかないのです」

全体でみるか、一人当たりで見るかはケースによって違うがとして、それでも

「国民1人ひとりの〈豊かさ〉や、

個々人が

どれだけ〈潜在能力〉を

発揮しているかを見るには、

〈1人あたりで〉のほうが

適切なのは明らかです


「同じ100億円の利益を上げている会社でも、

従業員100人の会社と1000人の会社では、

それぞれの社員の〈豊かさ〉や〈潜在能力の発揮度合い〉は

10倍も違うという、きわめて当たり前の話です」

「1億人を超える人口大国・日本の
世界ランキングが高いのは

当たり前のことです。


「1人あたり」で測れば、

日本の潜在能力が発揮できていないことは

明白です


まだ日本は成長の伸びしろが

あるにもかかわらず、

この「勘違い」によって、

成長が阻まれているのです」


長くなるので引用はこれぐらいにして、

かつてのイギリスは
〈「衰退してゆく先進国〉とか〈イギリス病〉などと呼ばれ、

それが現在、サッチャー元首相による

「やらなくていけない改革を断行」したことで

欧州2位までに復活――


ならば、今の日本なら、

持てる力で改革に挑めば

GDP770兆円(今の約1.5倍)も、

平均年収1000万円(今の約2倍)


も不可能ではないとのこと。









3.11の被災地で常磐線が運転再開

2016年12月10日(土曜

ぼくの田舎町(宮城県)で今日、
常磐線(仙台からの上り線)が相馬(福島県)まで開通した。

5年9か月ぶり。

常磐線開通
朝日デジタルより
常磐線再開
memorandumさんから拝借

311の津波で駅舎が流失して不通となっていた区間が、
駅舎を内陸部に移して運転が再開されたのだ。メディアが大きくとりあげている。

首都圏だと常磐線は上野から茨城県の水戸方面へ走ることで知られ、
その線路を快速や緩行線や地下手の相互乗り入れ線が走るけど、

ぼくの田舎(宮城県)だと、
仙台〜相馬(または原ノ町)間が常磐線との認識だ。

高校生のときは僕も毎日、
この線を利用して仙台へ通学した。

僕が利用した田舎の亘理(わたり)駅は内陸部だから駅舎の流失はなかったので、

3.11からしばらくの間は亘理駅が仙台からの終点となっていて、
その後、もうひとつ相馬寄りの駅が終点にとって代わっていた。

相馬までは(おそらく昨日までは)亘理駅から代行バスが運用していた。

今日開通した区間は、僕にも馴染の区間だ。

今度帰省したら、乗車してみようと思う。

いや、それまでに常磐線は全線開通するかな。




プロ御用達、広告宣伝(クリエイティブワーク)発想の手法って

2016年12月6日(火)

ある商品のプロモーションに関わりだしたのはいいのだが、

しばらく販促の現場から離れていたので

従来の線的で連続的な思考や発想法では

限界に見舞われることがしばしば――それほど時代状況が変化しており、

その変化の表層しかとらえていなかったことを痛感。

つまり手持ちの刀がすっかり錆びついていたという次第。


クリエイティブブリーフ
※上は、プロも使ってるクリエイティブワークの発想法


今さらではあるけれど、

「コミュニケーション戦略」や
流行の「物語思考」などの悲連続的な思考の

指南書を手に、にわか勉強をしている。

かつての一方通行の「広告戦略」が、時代性というのか、

今では店頭・マス・イベント・webなどのあらゆる接点を通じて

双方向を意識した手法による

「コミュニケーション戦略」と呼ばれるようになっている
とのこと。

いま読んでるティム・ブラウン『デザイン思考が世界を変える』は、

デザイン・ファームとして著名なIDEO流の

飛躍的な発想法や思考法について述べられた理論の書といえる。

ただしデザイン思考であっても、

要は「物語思考」がキモで、その重要性について編まれた書ともいえる。

面白いのは、その代表的な成功事例として

日本の「クールビズ」をとりあげていること。

確かにこの事例は従来の日本のビジネスマンの保守的な慣習を

根底からひっくり返した

一大事件ともいえるキャンペーンとなった。

今やノーネクタイは当たり前のものに。

忘れもしない。これは、環境省が2005年に博報堂を使って

当時の小池百合子大臣を看板にして提案。

一年後には日本の人口の95.8%が認知度を実現したという事例。

従来の広告宣伝の代わりにクルービズのファッションショーから仕掛け、

多くの企業トップなどがカジュアルなビジネスウェアで登場して歩いた。

時の首相小泉さんも、半そでシャツのノーネクタイ姿でマスコミに登場。

狙いは成功してメディアがこそってとりあげ、一般にも注目を浴び始める。

これは環境を守るための仕掛けだったが、

クルービズは「クールな物語」へと変化していたというお話だ。

まあ、そういう書を流し読みでひもといているところ。











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